AI技術で認知症の将来リスクを予測する

SupportBrain®

認知症予防を考えるきっかけを提供し、
ライフスタイルの見直しにつなぐ技術

Produced by
株式会社ERISA

「認知症予防」の分野における課題

認知機能の低下は長い年月をかけて徐々に進行し、認知症は、認知機能の低下が日常生活に支障をきたす状態のことをいいます。ひとたび認知症を発症してしまうと、認知機能低下は不可逆的に進行するため、早期発見が予防や治療面において非常に重要なものとなります。しかしながら、初期症状は他の年齢に関連した変化と混同されることがあり、往々にして早期発見が妨げられているという現状があります。

また、認知症有病数は世界で見ると5500万人以上に上り、2030年までにおよそ6500万人以上、2050年までにおよそ3倍となる1億5200万人以上に増えると予測(ワシントン大学医学部健康指標評価研究所が2021年に推計)されており、世界的に見ても身近な問題となってきていることから、今後の検査・予防需要も高まっていくことが予想されています。

それに対応するためにも、精度の高い認知症リスクに関する情報と、適切な予防方法やリスク要因についての情報が多くの人の元へ届くようにしなければなりません。

SupportBrain®が
認知症予防分野の課題解決に貢献します

  1. 海馬や嗅内野のみならず全脳を解析対象として評価
  2. 撮像条件を満たした頭部MRI画像があれば30分以内にレポートを返却
  3. 将来リスクを知ることで将来リスクを知ることで認知症予防に対する関心を高め、生活改善に対する意欲の向上
SupportBrain®

SupportBrain®の特徴と使用方法

SupportBrain®は、島根大学医学部、滋賀医科大学、そして株式会社ERISAによって共同開発された検査サービスです。撮像条件を満たした頭部MRI画像をクラウドにアップロードすることで、AI技術を用いて脳の状態を検査し、将来の認知症リスクを予測することができます。またSupportBrain®は、脳の一部だけではなく、脳全体を膨大なデータと比較することによって、高い精度を実現しました。
高齢化先進国とも言える日本発の技術であり、高齢化先進国だからこそ開発できたAI技術により、いち早い予防につなげることができます。

利用に必要な環境

頭部MRI画像

頭部MRI画像

【撮像条件】MRIの磁場強度1.5テスラまたは3.0テスラ。矢状断1mmスライスの3D-T1強調画像が必要です。

パソコン

パソコン

インターネット接続可能なパソコンが必要です。OSはWindows(64 bit)に限定されています。

医療施設における導入の流れ

  1. 情報機器
    セキュリティポリシーの確認
  2. メールアドレスの提供
  3. サンプル解析
  4. 導入完了

「SupportBrain®」を導入いただく場合、お申し込みのあとに、まずはMRI機器やその撮像方法、外部接続の可否などのご確認を行います。問題なく導入可能であることが判明次第、サービス利用のためのアカウントを作成し初期設定を行います。その後、サンプル画像をもとに導入施設にて撮像された画像で過不足なく解析できることが確認できれば導入完了となります。

SupportBrain®の導入メリット

1.脳の一部ではなく脳全体を解析

従来、認知症のリスク診断における画像診断では、脳の一部(海馬等)のみの萎縮を評価することが一般的でしたが、島根大学医学部、滋賀医科大学、そして弊社にて開発されたSupportBrain®は、脳のすべての領域を解析対象として、AIによる膨大なデータをもとに、脳全体に含まれる局所領域の萎縮の状態を細かく解析。優れたAI技術で将来の認知症リスクの評価を行うことが可能です。

脳の一部ではなく脳全体を解析

2.素早い結果レポートの提供

SupportBrain®はクラウド上のソフトウェアです。頭部MRIにて撮像した脳画像をクラウド上にアップロードすることで、SupportBrain®が膨大なデータベースと照合、解析を行います。解析は即時行われ、およそ30分以内に認知症リスクの先行きをレポート化します。受検者の方にもわかりやすいよう、レポートには細かな解説も付くため、受検者自身の状態を把握しやすく、ライフスタイル見直しのきっかけへと結びつきやすくなっています。

素早い結果レポートの提供

3.検査意欲と認知症に対する関心の向上

上述したように、素早いレポートのご提供と、受検者にもわかりやすい解説が付くことによって、受検者自身の生活を改善する意欲の向上が期待できます。
認知症はその有病数が年々増加傾向にあり、とても身近な問題となってきているにも関わらず、一般的にはそこまで深刻に捉えられていないこともあって、多くの人にとっては関心があまり向けられていません。しかし、受検者の検査意欲が向上することによって、そうした関心を向ける機会にもなっていきます。

検査意欲と認知症に対する関心の向上

受検者からの声

認知症の今の状態が詳しくわかったので、安心して暮らしていけます。また何か心配事があれば検査したいです。

80代・女性
80代・女性

自分の今の認知症リスク状態を知ることができ本当に良かったです。今後も定期的に検査をしてくつもりです。

70代・女性
70代・女性

定期的に受けたいです。毎日継続して脳活トレーニングをやる予定で、妻にも検査を受けるように勧めました。

60代・男性
60代・男性

結果が数字で出るので分かりやすいです。定期的に検査を受けて経過を見たいと思っています。

60代・男性
60代・男性

他の検査で少し脳の萎縮がみられたので受けました。今回はリスクが低かったですが3年後にまた受けたいです。

70代・女性
70代・女性

このような検査の存在を知らず、早く知っていれば、もっと前に受けたかったです。

60代・女性
60代・女性

医療従事者からの声

脳萎縮は人が見ても見分けが難しいのですが、それをAIで解析できるため有用な技術だと思います。

医療従事者A
医療従事者A

このサービスを受けられた方にとっては、明るい未来が提供できる可能性があります。

医療従事者B
医療従事者B

客観的な指標なので納得も得られやすく、行動変容のきっかけを提供できます。

医療従事者C
医療従事者C

検査を受けられた方の即時解析がなされるので、当日中に結果を渡せるのが良いです。

医療従事者D
医療従事者D

数字で出るのが良く、レポートも分かりやすいです。

医療従事者E
医療従事者E

全脳をAIで見ることができるので、臨床的な観点からも、より合理的な解析を行えることが良いです。

医療従事者F
医療従事者F

企業や自治体からの声

認知症予防領域における市場の活性化が期待できるので、連携したいと考えています。

株式会社A
株式会社A

健康経営のためにも脳の健康には社内でも関心が高いので、企業検診で採用したいです。

株式会社B
株式会社B

新事業の開発や投資先を検討していますが、魅力的な事業だと思いました。

株式会社C
株式会社C

予防事業の一環として採用しています。市民の認知症リスクを抑えられるのは自治体にとっても良いことです。

A市
A市

先駆的な取り組みだと感じました。市民向けサービスとして大規模に提供したいです。

B市
B市

産官学連携によって事業化された先進的な取り組みなので、一緒に普及活動に協力したいです。

C市
C市

私たちが開発しています株式会社ERISA

あなたらしさを支える「BRAIN」に

ERISAは「脳を知る」ために必要なソリューション開発を担っています。

ERISA独自の脳解析技術は、アルツハイマー型をはじめとした認知症のみならず、
うつ病に代表される精神疾患や、その他の中枢神経系疾患など、さまざまな脳由来疾患への適用が可能です。

SupportBrain®を通じて、すべての人々の「あなたらしさ」を支える企業として、安心できる社会づくりを目指しています。

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企業情報

企業名 株式会社ERISA
サイトURL https://www.erisa.co.jp/
事業内容 AI×OIを用いた脳画像解析技術の研究開発・販売
創立年 2017年
資本金 8,250万円
社員 10人

※お問合せは各企業HPからお願いします。

株式会社ERISA