ものづくり文化
のまち・島根
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"神々の国・島根"
島根県は西日本に位置し、東西約200kmに及ぶ細長い県です。古くから「日本国の始まりの地」と伝えられ、日本最古の書物「古事記」の舞台としても知られています。
毎年旧暦10月に全国から八百万の神が集まるとされる日本屈指のパワースポット「出雲大社」があり、年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れることから、「神々の国 島根」とも呼ばれています。
島根県の概要
島根県には3つの空港があり、県庁所在地である松江市は、出雲空港から車で30分程度の距離です。
国内主要都市から島根県(出雲空港)までの移動時間
- 東京(羽田空港)から約85分
- 大阪(伊丹空港)から約55分
- 福岡(福岡空港)から約65分
島根で受け継がれるものづくり文化
古来より、島根県では独自のものづくり文化が発達してきました。
真面目で粘り強い県民性を象徴するような、丁寧かつ洗練された美しい伝統工芸品が数多く生み出され、確かな技術を持つ職人によって受け継がれるものづくり文化が地域に根付いています。
例えば、島根県内で製造され世界に輸出されている高級特殊鋼「YSSヤスキハガネ」は、その硬度や耐久性などの品質において、他の鋼材に比べ群を抜く性能を持つことで知られていますが、その名称は島根県の地名・安来に由来します。
このように、島根県はより良い製品を世に送り出したいと真に願う、ものづくり精神に溢れる人材や企業が集まる県であり、優れた工業製品やサービスが数多く生み出される「ものづくり文化のまち」なのです。
プログラミング言語「Ruby」のふるさと
日本発祥のプログラミング言語「Ruby」は、島根県在住のまつもとゆきひろ氏によって開発されました。これをきっかけに、島根県内ではRubyを中心としたさまざまなITコミュニティが生まれ、首都圏に本社を置くIT企業の企業誘致も活発に行われています。
産官学が一体となった共同研究、共同開発などの取組みも盛んで、年に一度の世界規模のイベント「Ruby World Conference」は毎年島根県松江市で開催されています。
島根県は今後も高度IT人材の育成、優秀なIT技術者の集積など、県内IT産業の発展に意欲的に取り組んでいきます。