リハビリ時の安全性に配慮した多機能歩行器
快リハ歩行器さばーるKW300
リハビリ病院と共同開発した多機能型のリハビリ歩行器
うまく体重を支える構造で長時間の歩行でも疲れにくい
Produced by
キシ・エンジニアリング株式会社
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従来の四輪歩行器における課題
歩行器とは、足腰の筋力が低下している高齢者が、安全に移動できるようにサポートする介護用品です。さまざまなタイプがありますが、その中でもキャスターの付いた歩行器 (四輪歩行器 / 歩行車) は、歩行器を持ち上げる必要なく、カートを押すような感覚で使用者の歩行を補助するもので、より小さな力で動かすことが可能です。しかし、疲労に起因する歩行時の姿勢の崩れなどが原因で歩行器が前に出すぎてしまうと、転倒する恐れがあります。
また、キャスターが付いている歩行器の場合、立ち上がる支えの代わりにはなりえず、補助なしで立ち上がれない人のリハビリ意欲を削いでしまう可能性もあります。
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さばーるが
歩行リハビリの課題を解決します!
- スタンドストッパー機能により、支えにして立ち上がるときの危険性を軽減
- 広い肘乗せ(前腕支持台)によって腰が伸び、リハビリに伴う姿勢の悪化を軽減
- 酸素ボンベの架台や点滴棒の取り付けなどオプションあり
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快リハ歩行器さばーるKW300の3つの違い
1.ロック機構により歩行器を起立時の支えとして利用できる!
快リハ歩行器さばーるKW300は、従来のキャスター付き歩行器にはないスタンドストッパー機能が搭載されています。ロック状態になるとさばーる本体の下部から脚部が出て、前輪が持ち上げられます。
中程にある持ち手を使うことで、例えばベッドや椅子などに座った状態からでも、身体を支えながら立ち上がることができます。
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2.幅広の肘乗せでリハビリ時の姿勢の悪化を防ぐ
歩行器でのリハビリ中に生じやすいのが、姿勢の悪化。リハビリによる疲労でだんだんと前傾姿勢になってしまうことも。これが繰り返されると正しい位置での歩行訓練にならず、リハビリそのものにも悪影響を与える可能性があります。また、姿勢の崩れによって歩行器が前に出すぎてしまい、転倒する危険性もあります。
さばーるは、それらに対応するためグリップしやすい逆V字型のハンドルと、安定して肘を乗せることの出来る幅広な肘乗せを備え付けています。これにより転倒のリスクを大幅に低減するとともに、肘乗せが体重を支える役目を果たすことで疲労を軽減。これまでよりも安全な歩行リハビリを実現します。
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ハンドルの高さは10段階可変
さばーるのハンドルは2.5cmのピッチで、リハビリ患者の身長等に応じて、10段階で高さの調節が可能になっています。
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3.オプションによって多機能歩行器としても利用可能
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酸素ボンベ架台
酸素ボンベを差し込める架台がオプションで付いています。
歩行器からはみ出ることなく、しっかりと保持するようになっており、歩行器そのもののバランスにも影響しません。
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点滴棒
点滴棒の取付金具を標準装備。
点滴棒を上から差し込み、安全のためにノブでロックします。
高さは自由に変えられ、リハビリ患者の身長に合わせて使用することが可能です。
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フック付き小物入れ
フック付きの小物入れを装着できます。小さめなバックや財布、スマートフォンなどを入れておくことができ、リハビリを兼ねた院内の散歩や売店での買物における利便性を向上させます。
快リハ歩行器さばーるKW300仕様
重量 | 16kg |
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材質 | 鉄・樹脂 |
本体寸法 | 全長68cm、全幅55cm、高さ91~117cm |
適合身長 | 140~180cm |
オプション |
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肘乗せ(前腕支持台)高さ | 85~110cm(2.5cmピッチ10段階) |
点滴棒高さ | 165~200cm |
私たちが製造していますキシ・エンジニアリング株式会社
「人を助ける」機械を作り続けたい
キシ・エンジニアリングは医療福祉機器の開発と製造、産業用の省力機械やロボットの製造を手掛けています。
特に医療福祉機器においては、高齢者や障害者の自立を促す機器を中心に開発を進めています。
介護分野での人的リソースには限界があります。
介護者の労力をどこまで軽減できるか、介護者なしでどこまで自力で生活できるか、
福祉機器メーカーとしてこの問題解決は大きな使命と心得て、
日々製品のブラッシュアップと新たな製品を生み出すべく鋭意努力を重ねてまいります。
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企業情報
企業名 | キシ・エンジニアリング株式会社 |
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サイトURL | https://kishieng.jp/ |
事業内容 | 各種機械・設備の設計、製造等 |
創立年 | 1985年 |
資本金 | 1,000万円 |
社員 | 6人 |
※お問合せは各企業HPからお願いします。