くっつかない、乗らない、剥がれる
その原因は表面にある
マイルドプラズマ®技術・装置
接着・印刷・コーティング・生体材料まで、
あらゆる「表面が原因の問題」を根本から解決する技術です
Produced by
エステック株式会社
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なぜ、表面がものづくりのボトルネックになるのか
最先端の開発現場では、高性能な新素材が次々と誕生していますが、単独では機能せず、社会実装には必ず他材料との複合化が必要です。
しかし、性能が高い材料ほど"くっつかない"。この表面の問題が、新素材活用の最大のボトルネックとなっています。
- 先端材料は接着しにくいものが多い
- 社会実装には材料の複合化が必要
- 表面処理技術の不足が新素材活用を阻害している
マイルドプラズマ®が根本から解決します
難接着性材料を「接着できる」状態にする
薬品を使わないドライ処理で表面を直接活性化。フッ素樹脂などの難接着性材料の接着性を大幅に向上させ、材料本来の性能を損なうことなく確実な接合を実現します。
薬剤処理を「不要」にする
薬品や溶剤に頼らず表面を制御することで、材料性能の劣化や環境負荷を防止。複雑な下地処理やプライマー工程を削減し、工程短縮と作業負荷の軽減を実現します。
表面から「設計の制約」を外す
接着性の問題で避けられてきた高機能材料でも、表面特性を制御することで採用が可能に。材料性能を最大限に活かした製品開発ができるようになります。
マイルドプラズマ®とは
マイルドプラズマ®とは、材料の表面のみに作用してその性質を変え、接着性や濡れ性、反応性を高める表面制御技術です。
材料本体には影響を与えず、極表層(数nm)だけを安定的に改質できます。
薬品や溶剤を使わない低エネルギーのドライ処理により、表面を荒らさずに改質可能です。接着・印刷・コーティング・生体材料など、さまざまな工程で活用されています。
処理効果は経時変化が少なく、フッ素樹脂では2年以上、PETでは10年以上持続した実績もあります。
こんな現場で使えます
難接着材料の接着剤レス・アンカーレス接合
フッ素樹脂やLCP、PI、PPSなど、従来は接着が困難だった材料同士を、接着剤や粗化処理なしで直接接合。電子材料・構造材の複合化に応用可能。
超高速通信基板(CCL)の製造
フッ素樹脂と平滑銅箔を化学結合で接合し、アンカー効果・接着層不要の低伝送損失基板を実現。基盤材料に使え、フッ素樹脂のみならず、LCP、PI、PPS等にも応用可能。
炭素繊維複合材料(CFRTP)
炭素繊維表面を改質し、熱可塑性樹脂の含浸性向上。自動車・ドローンなど軽量高強度部材の製造に応用可能。
粉体材料の親水化・分散性向上
放熱フィラーなど疎水性粉体の表面を改質し、水系材料への分散性改善。データセンター・パワーデバイス向け材料開発に活用。
印刷配線 | プリンテッドエレクトロニクス
フッ素樹脂など難印刷基材への導電インク印刷、めっき・蒸着前処理を実現。次世代電子デバイス製造の基盤技術に活用。
マイルドプラズマ®技術によって得られる3つの変化
不良率が下がり、
品質が安定する
マイルドプラズマ®で表面状態を安定化し、接着・印刷・コーティングのばらつき抑制。熟練者依存せず高品質を維持し、不良・手戻り削減。
薬品や下処理工程が減り、
コストと工数が下がる
薬品洗浄・プライマー処理を置き換え、ドライプロセスで表面改質。薬剤管理・廃液処理不要で、工程短縮・作業負荷軽減・コスト削減。
材料選定や設計の
自由度が広がる
本来は接着や印刷が難しかった低表面エネルギー材料にも対応し、材料制約が緩和。選択肢が広がり、製品設計の自由度が大きくなる。
「強すぎないプラズマ」が現場に向くワケ
強すぎるプラズマが、
現場では使いにくかった理由
- ・表面改質効果はあるが、素材ダメージもある
- ・表面改質効果が持続せず、工程管理がシビア
- ・装置が大掛かりで、ランニングコストが高い
マイルドプラズマ®という
“ちょうどいい解”
- ・必要な分だけ表面を整え、素材を傷めない
- ・効果が持続するので、品質が安定する
- ・シンプルな装置で、ランニングコストが安い
効果はどれくらい持続するのか?
マイルドプラズマ®処理による表面改質効果は、時間の経過によって急激に失われるものではありません。
フッ素樹脂では2年以上、PETでは10年以上効果が持続した実績もあり、一度の処理で長期間安定した表面特性を維持できます。
再処理の手間や品質ばらつきを抑えられる点も、現場導入における大きなメリットです。
| 項目 | 従来プラズマ | マイルドプラズマ® |
| 効果持続 | 数時間~数日 | 2年以上~10年以上 |
| 経時安定性 | 不安定 | 極めて安定 |
| 再処理 | 必要 | 不要 |
| 品質管理 | 難しい | 楽 |
プラズマ照射装置のご紹介
※以下のもの以外にも、材料の形状に合わせて、最適な装置を設計・開発します。
【フィルム向け】巻取式プラズマ照射装置(量産型)
- ・本装置は最大580mm幅のロールツーロールを処理可能です。
- ・580mm幅以下のロールの受託加工も可能です。
- ※標準タイプの装置は最大1200mm幅まで対応します。(その他の幅についてはご相談ください)
【フィルム向け】ベルジャー型 真空プラズマ照射装置(試験機)
- ・小さいサンプル(A4サイズまで)を処理できます。
- ・最適プラズマ照射条件の条件探索に最適です。
- ・ロールツーロール処理が前提の構造でスケールアップが容易です。
【立体材料向け】平板型プラズマ照射装置
- ・厚みのある板材、部品等を処理可能です。
- ・移動ステージに材料を置き、プラズマ照射ゾーンを通過させて処理します。
- ・600mm × 420mm(A2サイズ相当)、高さ100mmまで。
【粉体材料向け】ボトル型プラズマ照射装置
- ・粉体材料向けです
- ・ボトル内にサンプルを投入し、回転流動させながら処理します。
- ・チャンバーサイズ:3L程度(推奨処理量500ml程度)。
- ・スケールアップを検討中です。
私たちが製造しています エステック株式会社
表面から、ものづくりは変わる
エステック株式会社は、マイルドプラズマ®をはじめとする独自技術を活かし、
表面処理装置や各種自動化装置の開発・設計・製造までを一貫して行っています。
研究用途から量産ラインまで、処理対象や工程条件に合わせたカスタマイズ対応が可能で、
現場に即した装置提案を強みとしています。
導入にあたっては、いきなりの設備投資ではなく、
実際の素材を用いたテスト処理や評価からご相談いただけます。
課題や目的を共有したうえで、最適な処理方法と装置構成をご提案します。
※写真をクリックすると拡大します
企業情報
| 企業名 | エステック株式会社 |
|---|---|
| サイトURL | https://www.stc-jp.co.jp/ |
| 事業内容 | オーダーメイド装置の研究・開発・製造 |
| 創立年 | 1991(平成3)年 |
| 資本金 | 8,500万円 |
| 社員数 | 38人 |
※お問合せは各企業HPからお願いします。



